NEWS

吉田純子の死刑執行で戦後5人目となったが女死刑囚が生かされる理由

福岡久留米看護師連続保険金殺人事件の主犯格の吉田純子(よしだじゅんこ)死刑囚への死刑執行が、本日2016年3月25日に行われました。

1998~1999年頃に犯行が行われ、逮捕されたのは2002年4月28日でした。
死刑が確定したのは2010年3月18日ですので、死刑執行まで6年を要しました。

一見すると6年もかかるというのは遅いように感じますが、そうではありません。
日本には死刑が確定していながら、中々執行されずに生かされている女死刑囚がもっといるのです。

吉田純子は戦後5人目の死刑執行された女なのですが、もっと長く生かされている死刑囚がいるのです。

戦後の女死刑囚

戦後14人の死刑が確定した女がいます。
表にすると下記の様になります。

何人目死刑囚名死刑確定日死刑執行日
1山本宏子1951年7月10日1978年3月4日・病死
2杉村サダメ1963年3月28日1970年9月19日
3小林カウ1966年7月14日1970年6月11日
4日高信子1988年10月11日1997年8月1日
5諸橋昭江1991年1月31日2007年7月17日・病死
6永田洋子1993年2月19日2011年2月5日・病死
7宮崎知子1998年9月4日
8坂本春野2004年11月19日2011年1月27日・病死
9石川恵子2006年9月21日
10江藤幸子2008年9月16日2012年9月27日
11林真須美2009年4月21日
12風間博子2009年6月5日
13吉田純子2010年3月18日2016年3月25日
14北村真美2011年10月3日

死刑執行された5人はおそらく凶悪犯だったので、執行されたのでしょう。
それ以外の死刑囚に関しては、比較的長く生かされています。

1人目の山本宏子など、病死するまで27年も生かされていたわけですから。

女が死刑執行されにくい理由

7番目の宮崎知子の旦那である藤波芳夫は2006年に死刑執行済みです。

男女平等なはずですが、やはり女だと死刑執行されづらいのは明らかです。
その理由はやはり世論を気にしているからでしょう。

死刑執行のためには法務大臣の署名が必要ですが、実際に執行されればその時の法務大臣に責任が生じるでしょう。
冤罪だったりしたら大変です。
なので自分が法務大臣を務めている間は何とか執行せずに先延ばししているのでしょう。

11人目の林真須美死刑囚は、証拠がないにも関わらず
「カレーに毒物を入れる事ができたのは林真須美しかいない」
という状況証拠だけで有罪になった記憶があります。

ですので、この様な人物を死刑にするのは何としてもやめておきたいという思いがあるのでしょう。

実際に死刑執行された女は、明らかに冤罪ではなく残虐性がある人物のみなのでしょう。
「この女なら執行しても大丈夫」
という確信がある女のみを対象にしているはず。

こういった事が、女死刑囚が死刑執行されない理由でしょう。

アメリカバージニア州では1世紀ぶりの女への死刑執行

米国バージニア州では2010年9月23日夜に、テレサ・ルイス死刑囚への死刑執行がされました。
同州での女への死刑執行は1912年以来、約1世紀ぶりです。

そしてアメリカで死刑制度が復活したのは1976年なのですが、テレサルイス死刑囚で12番目の女への死刑執行となったのです。
この様に先進国では女への死刑はやはり遠慮されがちなのは事実のようです。

それに比べて中国は酷いですね。

ピックアップ記事

PAGE TOP