2年間もの間行方不明になっていた埼玉県の少女。
行方不明となった2014年3月の時は13歳の中学3年生であり、その後誘拐されたのだろうと噂されましたが、本日2016年3月27日に都内で無事発見されました。
ただ一緒にいたと思われる男は逃走しているとの情報があり、やはり誘拐だったのかいうのが現在の最新情報です。
現在は15歳となった少女の、行方不明になってから発見されるまでの軌跡をまとめてみました。
2014年3月10日:行方不明となる
埼玉県在住で中学1年生だった少女が行方不明となったのは、2014年3月10日。
少女が13歳になったばかりの頃でした。
この日の15時45分頃、自宅前で10代後半と思われる男性と話をしているのを目撃されたのを最後に、財布も携帯電話も持たす制服のまま行方不明となたのです。
そして17時頃に母親が帰宅してポストを確認すると、少女の筆跡に近い文字で
家も学校もちょっと休みたいです
しばらく友達の家ですさがさないで下さい
とのメモ書きがあったのです。
イタズラかと思ったのですが、玄関に入っても少女のスニーカーがありません。
学校の担任の先生に電話するも
「最後のホームルームまではいました。帰宅したはずです。」
との返答。
この日少女は、部活動を休んで近くに家がある友達と一緒に帰路についたのでした。
母親が近所を探すも見つける事ができなかったので、20時前位に県警朝霞署に連絡したのです。
数日後
数日経った頃、ポストに
元気で過ごしている迷惑掛けてごめんなさい。
という手紙が入っていたのです。
消印は3月15日でしたが、切手が貼られていないという不思議な状態でした。
ただ関係者の捜査によって指紋採取や筆跡鑑定をしても、少女が書いた物と断定する事はできなかったのです。
家出をする理由やトラブルがない
誰かに拉致されたのではなく家出なのかもしれないという周囲からの声に対し、ご両親は
それはありません。
初めて1人で買い物に行ったのが中学1年生の夏。
電車の乗り方も分からない子。
と語ります。
そして同級生への聞き込みでは別にトラブルや変わった事等皆無でした。
また、熱があっても休まない位バレエに熱中していて、バレエの発表会のための練習の開始が4月に控えていたのです。
その様な楽しいイベントが目前に迫っているのに、家出をする理由がないのです。
4月:捜査規模を縮小
行方不明から1ヶ月が経った4月頃、県警が捜査規模を縮小しました。
毎日訪れてくれていた捜査員の方が突然来なくなったのです。
もう切られたのか?
という悲しみが家族の方を襲います。
6月:少女をを捜す会が発足
父親は少女が失踪後、仕事を2ヶ月休みビラ配り等を行いましたが、手がかりは掴めませんでした。
ただ活動の輪が広がり6月には有志の手により、少女を探す会が発足しました。
警察に捨てられたと思っていたご家族の方にとっては心強い存在だった事でしょう。
2016年3月27日:無事発見される
本日2016年3月27日、東京都中野区で女子生徒と思われる声の主から、警察に助けを求める電話があり、無事保護する事に成功しました。
そして一緒にいた男が逃亡したという情報もあり、警察が詳しい調査を行っているところです。
とにかく五体満足に見つかった事で何よりです。
さらなる追加情報を待つとしましょう。