サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」でフォワードを務める大儀見優季(おおぎみゆうき)選手。
澤穂希選手引退後のなでしこを引っ張るエース的存在ともいえます。
それゆえ周りを鼓舞し、盛り上げていかなければならない重要なポジションです。
ところが大事な試合で敗戦を喫した後にネガティブな発言をし、それをベンチやスタッフまでならともかく、見に来ている観客のせいにもした発言を行い、ネットが炎上した事があったのです。
しかもそれはつい最近の話だったのです。
リオデジャネイロオリンピックの出場をかけたアジア最終予選
2016年8月にブラジルはリオデジャネイロで開催される、第31回夏季オリンピック。
その競技種目の中には女子サッカーも含まれています。
日本代表チームであるなでしこジャパンは、無条件にリオ五輪に出場できるわけではありません。
- 日本
- 朝鮮
- オーストラリア
- 中国
- 韓国
- ベトナム
の6ヵ国のチームで総当りを行う「アジア最終予選」を行い、上位2ヵ国のチームのみが出場できるのです。
その上位2チームの座を争う戦いが、今年2016年2月29日 ~ 3月9日の間に行われたのでした。
しかも大会会場は大阪市にあるキンチョウスタジアムであり、日本チームにとってはホームなので、これは絶対に負けられません。
3月4日に中国に敗れた後の発言で炎上
総当りリーグ第3戦目である、対中国戦が3月4日に行われました。
これまでに日本は1分け1敗と、勝ち星はありません。
この中国戦に負けると3試合を終了した時点で勝ち星が無いので、リオ五輪出場が絶望的になります。
絶対に負けられない戦いなのです。
しかし残念ながら1対2で惜しくも負けてしまい、リオ五輪出場は絶望的になったのです。
フォワードでありながら、この日無得点に終わった大儀見優季は
準備は万全でしたし、試合も最後まで諦めなかった。
ただその気持ちがチーム全体で上手く機能しなかった。
全員がそういう気持ちを持っていなかった。
とコメントします。
なるほど、皆が絶対に勝つぞという気持ちを持っていなかったという事でしょう。
エースとしてチームメンバーを叱責しているのでしょう。
しかし続いて
…ベンチ、スタッフ、見ている皆さんを含めて。
と、思わず「え?」となってしまう発言をしたのです。
ベンチやスタッフまでならまだ分かりますが、観客のみなさんがそういう気持ちになっていなかったという事を言っているのです。
さらに
この結果を出場した選手のせいにするだけなら簡単。
そうではなくて原因を究明して次に繋げていかなければならない。
と、自分達のせいにはするなという旨の言葉で締めたのです。
ネットが炎上
こういう炎上しそうな発言を行ったら、予想通り炎上するというのが昨今のインターネット界です。
ファンに失礼。どうやって見ていたらよかったわけ?
観客のせいにするのかよ。
テレビ見ていた人はどうしようもないだろ。
人のせいにする典型的な社会人
誰のおかげで今までサッカーでお金を貰えていたと思っているのですか?
といった、否定的なコメントだ大部分を占め、炎上したのです。
特に最後のコメントはごもっともだと思います。
お金を払って入場してくれる観客のおかげでお給料がもらえてたはずですから。
中には
これからはサッカーを見る時には、大儀見優季さんに失礼にならない様にメッチャ気合を入れて見ます。
といった、ユニークな意見もありました。
若さと茫然自失ゆえの発言
男性選手なら、自身に言い訳をしても間違ってもお客様のせいにはしないでしょう。
この様な発言をしていては女子サッカーのさらなるポジション向上は厳しいのではないでしょうか。
ただ、まだ28歳の若さゆえの未熟さと、そう何度もチャンスのない五輪出場がほぼ絶望的になってしまったという事で茫然自失となり、その様な失言をしてしまったのだと思います。
後から思えば恥ずかしくなり、いつかメディアで反省の弁を述べる機会は必ず来ると思いますので、暖かく見守りたいと思います。
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